神戸市垂水区の但馬鍼灸整骨院です。
多くの女性の悩みのひとつである顔のたるみ。
今日は「顔のたるみの原因」について、3つのポイントをご紹介します。
ポイント1
肌弾力の低下
肌の弾力が低下すると、顔のたるみの原因になります。
私たちの肌にはいくつかの層があり、コラーゲンやヒアルロン酸などの成分があります。
肌の弾力は、これらの成分が十分に存在することで保たれています。
しかし、いろいろな原因によってその成分のバランスが崩れたり、減少したりします。
紫外線
紫外線は、コラーゲンヒアルロン酸などを作り出す細胞にダメージを与えます。
細胞がダメージを受けると、コラーゲンや、ヒアルロン酸などの生成量が減ってしまうことで肌の弾力が失われます。
生活習慣
コラーゲンやヒアルロン酸を生成するには、タンパク質やビタミンCなど、さまざまな栄養素が必要です。
食生活のバランスが悪いと、細胞内で栄養素が不足してしまい、コラーゲンやヒアルロン酸を満足に作り出せなくなり、肌のハリが失われます。
そして「肌は夜作られる」と言われるくらい肌にとって睡眠は重要になるので、睡眠不足も肌のたるみの原因となります。
乾燥
肌表面の水分保持力の低下、つまり肌が乾燥した状態になると、
肌の深部の細胞も水分を十分に保つことができなくなっており、細胞内もカサカサの状態になってしまいます。
ポイント2
顔の筋肉の衰え
顔には表情筋と深層筋と呼ばれる2種類の筋肉があります。
表情筋とは、表情を作る筋肉で、皮膚のすぐ下にあります。
表情筋が衰えると、その上にある脂肪や皮膚を支えられなくなってしまいます。
深層筋とは、骨に付着している深い部分にある筋肉で、表情筋を支えており、ポンプのような働きをしていて、血液を顔全体に送る役割をしています。
深層筋が衰えると、表情筋を支えられなくなったり、ポンプ作用がうまく作用せずに顔の血液循環が悪くなり、老廃物がたまってしまったり、栄養がいきわたらなくなります。
そのため、表情筋と深層筋の衰えはたるみの原因となるのです。
そして、衰えの要因としては無表情が多かったり、目を見開く、大きな口をあけて笑うなどの顔を大きく使うことが少ないことがあげられます。
ポイント3
姿勢の乱れ
顔の筋肉は頭や首と繋がっています。
姿勢が乱れて、顔を突き出すような姿勢では、首の後ろ側の筋肉が縮み、首の前側の筋肉が伸びるため、頬が下方向に引っ張られてしまいます。
なので、乱れた姿勢を長時間続けると、顔の筋肉が下方向に引っ張られ続けるため、たるみの原因となります。
このようにいくつかの原因がありますが、それらを知ることで容易に対策が立てられます。
たるみを予防するためには
・紫外線対策をしっかりと行う
・バランスのいい食事をする
・良質な睡眠
・十分な保湿
・顔の筋肉を鍛えるため、たくさんの表情をつくる
・正しい姿勢を保つ
ハリのあるお肌を保つうえで大切なことは
食事や睡眠、姿勢や紫外線のケアなど、日常生活でご自身で意識して行える対策ばかりなのです。
今日からでも実践できるので、みなさんで美肌を目指しましょう!!