神戸市垂水区の但馬鍼灸整骨院です
気象病とは
気温や気圧などの変化によって引き起こされるさまざまな症状の総称です
気候の変化による症状は人によって異なり
「低気圧が近づくと頭痛がする」
「気圧や気温の変化が激しい時期は体調を崩しやすい」
と、さまざまです
人によっては日常生活に支障をきたしている方もおられます
身体は常に気圧と気温に晒されており
それらが急激に変化することで体内のバランスを崩し
全身にさまざまな症状を引き起こすと考えられています
原因としては気圧の変化、気温の変化があげられます
気圧の変化
特に気圧の低下は気象病の大きな要因であると考えられています
身体は常に大気からの圧力、すなわち「気圧」を受けています
このため、体内では気圧に負けないように外部へ向かってさまざまな部位で圧力が発生しています
しかし、急激に気圧が低下すると身体にかかる圧力も低下するため
体内で生じている圧力のほうが高い状態になります
その結果、頭痛、めまい、動悸などのさまざまな症状が引き起こされます
気温の変化
気温の急激な変化も自律神経のはたらきを大きく乱す原因になります
特に急激な気温の低下は
交感神経を刺激し、心拍数や血圧を上昇させ
脳梗塞や脳出血、心筋梗塞など
命に関わる重篤な病気発症の引き金になる可能性があります
さらに、冷気に晒された全身の血管は収縮するため血行が悪くなり
肩や首の筋肉が硬くなり
体の平衡感覚をつかさどる内耳への血流も低下するため
めまいや耳鳴りなどの症状へ繋がります
そのほか、気圧の変化は
自律神経の乱れを引き起こす原因にもなり
めまいや動悸などの自律神経症状、気分の落ち込み、集中力や注意力の低下など精神的な症状を引き起こすことがあります
人によって症状、程度が異なるため
苦しみや辛さを他人に理解してもらえないのも気象病の特徴です
身体のことで気になることがありましたら
ご相談くださいね