神戸市垂水区の但馬鍼灸整骨院です。
肩風邪という言葉はご存じでしょうか?
昔は「肩が凝ると風邪を引く」と言われており、最近では聞かなくなってきた言葉かもしれません。
ではなぜこのような表現があるのかをお教えします。
肩首周りの筋肉の緊張が上がると
強張った筋肉が首から肩甲間部を圧迫し
その下を流れる脳脊髄液の流れを阻害してしまいます。
脳脊髄液とは
脳の栄養補給をしたり、免疫機能にも関与します。
なので、脳脊髄液が滞ると
疲れがとれにくくなる
気力がなくなりやる気が出にくい
重だるさを感じる
といった、まさに風邪の初期症状といったものが現れます。
それにプラスして、免疫機能まで低下してしまうと
普段打ち勝てているウイルスにも負けてしまうので
肩が凝る→免疫が下がる→風邪を引く=肩風邪
と言われるのです。
この時期寒さもあり、体調を崩す方も多いですが
いままでと違った見方で体調を整える方法もあることを知っておいてください。
小さな異変でも、ご相談くださいね。