みなさんご自分の姿勢を気にされたことはありますか?
但馬鍼灸整骨院では、来院される患者様のおよそ8割以上の方に姿勢の指導をしています。
それは、姿勢が身体に及ぼす影響は様々で、放置しておくと取り返しがつかなくなる場合もあるからです。
姿勢が悪いと身体にどのような影響が出るのか。
首・肩・背部・腰・膝などの各部位の痛み
(悪い姿勢により負担のかかる部位がきまってしまう)
スポーツ障害
(フォームの乱れ・使い方の悪さ)
頭痛・耳鳴り・めまい・耳閉感・息切れ
胃腸など消化器系の不具合
(胃痛・消化不良・便秘・下痢・膨満感など)
自律神経失調症状
体のラインが崩れる
(太りやすくなる・下腹が出る・お尻が垂れるなど)
思い当たる方も多いのではないでしょうか。
それぞれの症状の主となる原因はいろいろありますが、
姿勢の悪さによって、強調されて出てしまったり、治りが遅くなることが多くみられます。
なので、
正しい姿勢を作ることは、症状を軽減させ、早期の治癒に導き、また、スポーツでのパフォーマンスの向上も期待できます。
ズバリ、正しい姿勢を作るポイントは骨盤です。
骨盤とは腸骨・恥骨・坐骨という3つの骨がくっついて寛骨という骨を形成しています。
その寛骨が左右一対になっており、真ん中の仙骨・尾骨と合わさって骨盤となります。
ひとつの大きな骨ではないため、
仕事での体の使い方や日常生活での癖などにより、連結部分に歪みや捻れが発生してしまいます。
その結果、痛みや姿勢の乱れに繋がるのです。
今回は座っている姿勢(座位)についてお話していきます。
座位では、この骨盤が土台となり、そのうえに背骨が乗り姿勢を作ります。なので骨盤が傾いている(後傾している)とその傾きに合わせて背骨や首も曲がっていくため、いわゆる猫背になってしまいます。
つまり、
骨盤を正しいポジションに戻す(当院の説明では骨盤を立てる、起こすと表現します)ことにより、背骨や首、そして頭部まで正しい位置に戻されて、正しい姿勢がつくれます。
しかし、骨盤には傾き以外にも注意しなければならないポイントがあり、大きく4つに分けて説明していきます。
骨盤の正しいポジションのための4つのポイント
1 左右の骨盤に捻れがない
片方だけ前に出ているなど、足を組む方に捻れが出ることが多い。
2 左右の骨盤の高さがそろっている
骨盤が水平、つまり右や左に斜めになっていない状態です。
左右の肩の高さが違う方は注意が必要。
3 前後の傾きが適切な角度である
骨盤は横から見ると、やや前に傾いています。
前傾し、出っ尻になっている。後傾し、お尻が垂れ、猫背になっている。
4 骨盤が締まっている
産後の女性、骨盤がひらいて関節部や結合部に痛みが出ている方が多い。
土台としての安定性に欠ける。
このように大きく4つのパターンにわけましたが、実際には、
捻れ+傾きなど複合している場合がほとんど
で、自分がどのタイプにあたるのかを知らずに正しい姿勢を作ろうとすると、いらない力ばかり入ってしまい、返って不調をきたします。
但馬鍼灸整骨院では、患者様ひとりひとりに合わせて骨盤矯正やインナーマッスルの指導を行い、どのパターンの歪みでも正しい姿勢に作りかえていきます。
垂水区で姿勢をなおしたい、または、骨盤矯正に興味がある方は、但馬鍼灸整骨院におまかせください。